2007-01-01から1年間の記事一覧

悲しいニュースが多い

ちょっと古いけど、若桑みどりさんが亡くなられたのはかなりショックでありました。あの人の切れ味の良い文体が大好きでした。ハンニバル・レクター絡みで『フィレンツェ』を読んで以来、『イメージを読む』『薔薇のイコノロジー』『お姫様とジェンダー』な…

祝HUNTER×HUNTER再開

45号からだそうで。 うーん、もう前の話し忘れちゃったなあ。でも再開は素直に嬉しい。今現在進行中の漫画の中で、掛け値無しに『面白い』と言える数少ないものの一つだし。 新刊が出るたびに買っている漫画は数あれど、惰性抜きで、本当に続きがどうなるの…

畠山美由紀@motion blue yokohama

またもライブ、そしてモーションブルー。9月15日(金)の2ND STAGEに行ってきました。 美由紀さんを生で聴くのは一昨年の品川チャペル以来(もはやこれもプレミアチケットか・・・)なので、非常に楽しみでした。 しかもライブハウスみたいな近い距離とい…

シャス・スプリーン1995

最近ついていないので、縁起担ぎもかねて『憂いを払う』という意味のワインを購入。 ムーリスのワインって初めてなんですが、やっぱりボルドーらしくカベルネのタンニンの強さがしっかりと出ていました。 1995年でしたが、まだフレッシュでちょうど飲み…

eri kamiya meets naoto kine@motion blue yokohama

例のごとくまたモーションブルーヨコハマで、例のごとく神谷えりさんな訳ですが。 今回はちょっと変わってまして、TM NETWORK(TMNよりもやっぱりこちらの方がしっくりくる)の木根尚登とのトーク&ライブショウです。 木根さんの持ち歌をえりさんが歌ったり…

yanokami『yanokami』[rakuten:plazahamada:10007531:image:small]

矢野顕子とレイ・ハラカミ。どちらも唯一無二の音を生み出すアーティスト。やばいなあ。素敵な音と素敵な音が混じり合ったら、いったいどれだけ素敵な音が生まれてしまうんだろう。そんな期待と、もしかしたら自分の期待はちょっと過剰すぎるんじゃないかと…

ロリコンの試金石:『エコール』

DVD

巷で噂のロリ映画「エコール」を観る。私はスイッチの、監督のルシール・アザリロヴィックと古屋兎丸の対談で興味を持ったんですが、ロリコン界ではちょっとした話題だったようで。 以下ネタバレ

嫌い嫌いも・・・

嫌いなモノがあると、それを意識しすぎるあまり、かえってその対象に近づいてしまう不器用な人っていますよね。うちの相方がまさにそれ。 彼はやおいや腐女子が全くもって苦手で、できれば一生関わり合いにならずに生きていきたいと思っている人なのですが(…

『おお振り』のおかげで

野球が面白く観られるようになりました。特に高校野球が楽しい。先日の青森山田×報徳学園の試合は見応えがありました。どっちも守備がいい。お気に入りは青森山田のショート松岡君。彼はいい選手だなあ。判断も早いし。今後の活躍が楽しみです。 スポーツ全…

ジャン・クロード・ラトー三連発

決して近所ではないのだけれど、非常に熱心にワインの仕入れをしているので、ご贔屓にしている酒屋さんがあります。 そこがラトーさんとこのワインを三種類仕入れたので、飲み比べてみました。 ボーヌ プルミエ・クリュ 赤 5800円 ブルゴーニュ 赤 28…

旅行に行ってきました

いやただの二泊三日の温泉旅行なんですが。フツーに温泉入って飯食って酒飲んで本読んで、のんべんだらりとしてきました。ちなみに今回のお供は『夜市』と『シャドウ』。『夜市』は面白かったです。収録されている話も含めて、なんか全体に百鬼夜行抄みたい…

オフ会というもの

に、生まれて初めて参加しました。7月28日でした。声をかけてくれたのはひじりあやさんでした。メンツは自分を含めて10名、詳しい話は先にひじりさんがブログでされているので、そちらを参照にしたほうが分かりやすいと思います(おい!)オンの知り合…

ジェフリー・フォード『記憶の書』

読了。 山尾悠子さんが翻訳に参加して話題となった『白い果実』の続編。三部作の二作目にあたります。 『理想形態市』崩壊から8年後の設定。観相官を辞めてウィナウの村で薬草取ったり子供取り上げたりしながら慎ましくも穏やかに暮らしていたクレイ。そこ…

小野塚カホリ『そどむ (上・下)』

一時ハマって読んでいた小野塚カホリ。話が似通っているので(特にラスト)、最近はめっきり読まなくなっていたけれど、この話は未完だったのでどーなるんだろーと気にはなっていた。 今回ラスト7話と番外編1話を収録して単行本化したので買ってみましたが…

シャトー・オーゾンヌ1995

いわずと知れたサンテミリオン特別1級のそのまた別格ワインの一つ。いくら誕生日だからって奮発しすぎじゃないですか相方。予想だにしていなかったのでラベルが読めませんでしたよ。 それにしてもサンテミリオンはいい。気安さがあるし、それなのにたっぷり…

伊坂幸太郎『アヒルと鴨のコインロッカー』

GWはひたすら家の掃除に明け暮れていました。当然旅行など行きません、どころか駅前の商店街すら出ていない有様。「東名高速下り大和トンネル付近で渋滞40km」なんてニュースがどこか遠い国の出来事のよう。 おかげで楽しみは読書とDVDばかり。 先日チャ…

西川魯介『怪物さん』[rakuten:book:12033679:image]

久しぶりの西川魯介の新刊。立烏帽子先輩が相変わらず格好いいです。眼鏡は当然、ショタありレズありやおい(?)ありでおなかいっぱいにしてくれます。子守唄を唄う妖怪が可愛らしい。 最初は「なつめヴルタラーク」みたいな、怪奇どたばたギャグテイストな…

真・ショートショートコンテスト

とっくに始まっていたのは知っていましたが、忙しさにかまけてなかなか読めないでいました。 まだ書き込んではいないけれど、いくつか感想も書き始めました。SSの感想を書くのは楽しい。誤解を恐れずに言えば、FCみたいな掌編の感想を書くよりずっと気持ちが…

高校メーカー

FCでもおなじみの迷路管理日誌の迷路さんとこで見つけたリンク。早速サイト名でやってみましたが、偏差値32で「頭の弱さが命取り」だそうです。ああそうですか。 意味不明なようで意味深な校歌が凝ってるなあ。西川魯介の「野蛮の園」の野良山高専校歌を思い…

『紙の空から』スティーブン・ミルハウザー他、柴田元幸編訳・『空中スキップ』ジュディ・バドニッツ、岸本佐知子訳

聞き比べ、ときたら次は読み比べの話ですよね。 「星の王子様」しかり「ライ麦畑」しかり、最近は色んな訳者が同じ本を翻訳することが多くなりました。 原語が分からない、でも海外文学は読みたい読者としては、読み比べができることは嬉しいかぎりです。翻…

バッハ『平均律クラヴィーア曲集』(リヒテル)

最近、相方がクラシックに凝ってます。もともと凝り性の質ではありますが、ついこの前までアークティック・モンキーズやら木村カエラやらロバート・ランドルフやらスガシカオのCDが散乱していたコンポの前を、ラフマニノフやバルトークやベートーベンが占…

シャトー・ド・ラ・ガルディーヌ1998

大好きなシャトーヌフ・ド・パープのワイン。シャトーヌフはクロ・デ・パプしか知らなかったので、味の違いにびっくり。クロ・デ・パプが最初から絶好調に華やかだけど深みや変化が少なかったのに対して、こちらは奥深い変化のあるワイン。 最初の固さと、開…

須藤真澄『庭先案内 2巻』

短編集なのですが、2巻目になってちょっとシリーズ色が出てきたかな。幻灯機と旅するお爺さんの話とか、妹のごはんに命を懸ける脱力おねいちゃんと妹の話とか、この先どんな風に展開していくのか楽しみであります。 日常にたゆたうすこし・ふしぎ・なふんわ…

SSFCが始まりました。

SSFC(ショートストーリーファイトクラブ)とは、一つのお題にしたがって匿名で小説を書きあうコンペティションです。 匿名での投稿なので組織票などの裏工作が難しく、得票には信頼性が担保されているうえ、ここでの「面白かった」「良かった」などの感想に…

旅行に行きました

普段旅行では写真を撮らないのですが、あまりに綺麗だったので一枚。

ぎょうむれんらく

じんさん、メールアドレスが分からないのでこちらからご挨拶。あけましておめでとうございます。ぼちぼちのんびりやっていきますので、どうぞ今年もよろしくお願いいたします〜。

贈る物語 Wonder Terror Mystery

瀬名秀明編の「Wonder」はハードカバーで持っていたんだけど、宮部みゆきの「Terror」と綾辻行人の「Mystery」は既読の作品も多く、購入をためらってたんですが文庫落ちしたのをきっかけに全部そろえてみました。 SF、ホラー、ミステリという編者それぞれの…