2005-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年一年を振り返って

なんかちょっと饒舌になってきました。 今年書けたのは結局2作品のみ。われながらふがいない結果ですが、来年こそはと一応言ってみます。 忙しさにかまけて、今年はオンラインのイベントにもほとんど顔を出さなかったんですが、来年はどこかちょっと投稿し…

2005年:印象に残った本

とは言ったものの、こんな話題だけではあまりにもあれなので。 今年出版されたものの中で(文庫落ちは含まず)、とりあえず現時点で印象に残ったものをつらつらと挙げたいと思います。小説も批評もノンフィクションもマンガも一緒くたで。■国家の罠 佐藤優 …

酒びたりの日々

仕事納めからこっち、ほとんど毎日のように酒を飲み続けています。忘年会があるといっては飲み、古い友人がやってきては飲み、誰も来ないといっては二人で相方と飲んだりと、年末の回収は終わったというのにひたすら缶ビンごみを増やしています。 一昨日買っ…

ふたつのスピカ9巻

ゆっくりとではありますが、アスミ達も成長の兆しが見えてきた様子。でもその一方で、それぞれの目の前の道が、少しずつ枝分かれし始めてきています。今回は主にシュウの話。誰もがマリカの事を「変わった」と言いますが、あの学校に来て、一番変わったのは…

佐藤亜紀の新刊が

出る夢を見ました。 電車の中吊り広告に大々的に書いてあるのを見て(ありえねえ)、「うそーん!!」と大喜びしたところで目が覚めました。 夢でも嬉しかったな。かなり。 何故か詩の本で、しかも林真理子が寄稿してるって設定は我ながら意味不明でしたが。

小説『FLOWERS』アップしました。

そういえば今年の新作アップは初めてなんですね。SSFCに「残響」を載せて以来久々のオリジナルです。 8月頃から書き始めて、秋にはほぼ出来上がっていたんですが、リニューアルやら色々としているうちにアップしそびれていました。 私にしては長めですが、…

まんきつでオール

昨晩は職場の忘年会でした。そこそこのイタリアンと、赤ワインを何本か(何とバローロを飲んでしまいました。美味しかった!)開けた後、ほろ酔いで最寄り駅に到着したものの自宅の鍵を忘れたことに気がつきました。悪いことにその日は相方もどこかでオール…

チャットって楽しいですね

先日、オンラインで知り合ったとある方と初めてチャットでお話ししました。初めてのツーショット。今までも何度かチャットは経験しているし、それもそれでかなり楽しかったんですが、今回のは話題が話題だったせいか、自分としては尋常じゃない盛り上がりよ…

二十歳そこそこの若造に

してやられました。いや単にちくま文庫の20周年フェアに乗せられて、ついちくまを2冊も買ってしまったってだけなんですが。この前つむじかぜ食堂の夜を買ったばっかりだってのに。まだ全部は読んでないのでとりあえずラインナップだけ。 ■すぐそこの遠い…

ジョン・バージャー『見るということ』

理論的な側面から写真を捉えるのも面白いです。つってもちゃんと分かっているのかはかなり怪しいですが自分。 ちなみにタイトルは立原道造の『5月の風をゼリーにして』になぞらえたものです。1年を通して10月の光が一番美しいと思うのは私だけですか。

新津保建秀写真集『記憶』

相方が買ってきたのを見せてもらったんですが、一目で好きになりました。 いわゆるアイドルのグラビア写真を主に撮っている人のようですが、この人、季節の光の色をよく知っている写真家だなあと思う。 春の淡い水色がかった光、夏の濃い光、秋の眩い金色の…

くるり『NIKKI』

相方にブラインドで聴かされて、ワンフレーズでくるりだと分かる。そのくらい彼ららしいアルバム。だって今時こんな正統派ロックを演ってる連中なんてくるり以外にいない。 70年代を髣髴とさせるようなノスタルジックなメロディー。でも古臭くないのは音そ…

安永知澄『やさしいからだ』3巻

「からだ」に関するオムニバス作品集……というふれこみはもはやあまり関係なくなってますが面白いので気になりません。この人のマンガって、ものすごくパーソナルな部分に踏み込んだ話を書くから、うまく理解できない話もあるんですが、そういうところも含め…

ユリイカ11月号

佐藤亜紀の「小説のストラテジー」だけのためにここ4か月ほどユリイカを買い続けてるんですが、今月号の特集は「文科系女子カタログ」。先月は『攻殻機動隊』(この特集は良かった)、前々号は『水木しげる』だし、なんやら随分柔らかくなりましたねユリイ…