くるり『NIKKI』

相方にブラインドで聴かされて、ワンフレーズでくるりだと分かる。そのくらい彼ららしいアルバム。だって今時こんな正統派ロックを演ってる連中なんてくるり以外にいない。
70年代を髣髴とさせるようなノスタルジックなメロディー。でも古臭くないのは音そのものが洗練されている(現代風…というか妙にクールというか。変な熱さがないんだよねえ)のと、岸田の超・後乗りボーカルのせい。

うちの相方は「ロック色の強い曲はツェッペリンぽいけど、全体のひねくれ具合はジョン・レノンを意識して作ったような感じがする」と分析してました。
確かに『のっぽのサリー』なんて曲もあるし。


どうでもいいんですが、つい昨日まで相方と二人で大風邪ひいてました。今年の風邪はえらくしつこいですね。喉と鼻にきます。