マンガ

祝HUNTER×HUNTER再開

45号からだそうで。 うーん、もう前の話し忘れちゃったなあ。でも再開は素直に嬉しい。今現在進行中の漫画の中で、掛け値無しに『面白い』と言える数少ないものの一つだし。 新刊が出るたびに買っている漫画は数あれど、惰性抜きで、本当に続きがどうなるの…

嫌い嫌いも・・・

嫌いなモノがあると、それを意識しすぎるあまり、かえってその対象に近づいてしまう不器用な人っていますよね。うちの相方がまさにそれ。 彼はやおいや腐女子が全くもって苦手で、できれば一生関わり合いにならずに生きていきたいと思っている人なのですが(…

『おお振り』のおかげで

野球が面白く観られるようになりました。特に高校野球が楽しい。先日の青森山田×報徳学園の試合は見応えがありました。どっちも守備がいい。お気に入りは青森山田のショート松岡君。彼はいい選手だなあ。判断も早いし。今後の活躍が楽しみです。 スポーツ全…

小野塚カホリ『そどむ (上・下)』

一時ハマって読んでいた小野塚カホリ。話が似通っているので(特にラスト)、最近はめっきり読まなくなっていたけれど、この話は未完だったのでどーなるんだろーと気にはなっていた。 今回ラスト7話と番外編1話を収録して単行本化したので買ってみましたが…

西川魯介『怪物さん』[rakuten:book:12033679:image]

久しぶりの西川魯介の新刊。立烏帽子先輩が相変わらず格好いいです。眼鏡は当然、ショタありレズありやおい(?)ありでおなかいっぱいにしてくれます。子守唄を唄う妖怪が可愛らしい。 最初は「なつめヴルタラーク」みたいな、怪奇どたばたギャグテイストな…

須藤真澄『庭先案内 2巻』

短編集なのですが、2巻目になってちょっとシリーズ色が出てきたかな。幻灯機と旅するお爺さんの話とか、妹のごはんに命を懸ける脱力おねいちゃんと妹の話とか、この先どんな風に展開していくのか楽しみであります。 日常にたゆたうすこし・ふしぎ・なふんわ…

漫喫オール

仕事が忙しすぎてストレスが溜まってしょうがないので、久々に漫喫オールをしました。と言っても4時くらいに相方に拾ってもらったんで正確にはオールじゃないんですが。土曜日に仕事が入ってなかったら確実にギリギリまで読んでたなあ。 少しずつ読み貯めて…

『天体戦士サンレッド』

知ってる人には今さらのマンガですが、我が家でイチオシ。謙虚なカリスマ主婦みたいなヴァンプ様に萌え!悪のぬいぐるみ怪人「アニマルソルジャー」がギザカワユス!(年甲斐のない言葉遣い深く反省しております。てか、奴らはどう見ても江口寿史の「キャラ…

『うつうつひでお日記』吾妻ひでお

『失踪日記』後初の新作ということで、群馬県K市に向かう出張のお供に買ってみました。どうやら『失踪〜』を描いていた時に何を見たり読んだりしていたか、ということについてのだらっとした日記マンガみたいなもので、まあ、内容的にはどうってことなかっ…

内田美奈子『赤々丸』

復刊ドットコムで復活していたことを知って遅まきながら購入。中学から高校にかけて、この人のマンガが好きで好きで、赤々丸は一時期バイブルみたいだったんですが、引越しのごたごたで無くしてしまったので手に入って嬉しい。 人格が分裂して、しかも22世紀…

『ラビパパ』安田弘之

もう『ショムニ』の安田弘之と呼ぶなかれ。小坂俊史、重野なおきと並ぶ(芸風違うけど)今最も面白い4コマの書き手と言っていいでしょう。見かけウサギのラビパパと、クールビューティーなみゆきママ、パパ似の息子ラビ彦、その能力は未知数の乳幼児ラビ子…

オノ・ナツメ『リストランテ・パラディーゾ』

これも入院中よく読んでました。書き分けがいまひとつなので(だってほとんどの男の人が老眼鏡紳士なんだよ)、エロティクスF連載中はいまいち筋が見えにくかったんですが、単行本で読むと良さが分かります。一言で言うと「分別のある大人の恋愛」という感…

デトロイト・メタル・シティ

「ヨコハマ買い出し紀行」の次に挙げる漫画がこれってのもどうかなと思うんですが。 近所の本屋は全部回ったんだけど単行本が売ってなくて悔しい。早く買わないとクラウザーさんにレイプしてSATSUGAI(あるいはSATSUGAIしてレイプ)されてしまうわ。長足の進…

ヨコハマ買い出し紀行(14)

最終巻です。最初の連載からもう12年も経つのね…(って連載当初から知ってるわけじゃないですが)。初めてこのマンガを知ったのはどこだっけ。確かネットだと思うけど、今は無き全商品裁判所だっけ? もはや馴れ初めを思い出せないほど。もっとも中の話は…

夢幻紳士「逢魔編」

映像がないのが悲しいですが、ここのところ夢幻紳士(一部で)最ブームの兆しがあって往年のファンとしては真に嬉しい。 ミステリマガジン連載「幻想編」に続く第二弾。現実の魔実也氏が出てきて、ちょっと昔のテイストに戻った感じ。と言っても相変わらずエ…

ビブロス倒産

MSNニュースより 破産申立ですか…「倒産」とだけ聞いたときには民事再生か会社更生もありうるのかと思ってたんですが。一部の女子の皆さんはBL本やらアンソロジー本やらの買占めに走っているとのこと。私も十数年前だったら走ってたかな…。そっち方面からは…

漫喫な日々

精神的な疲れが取れないので再びマンガ喫茶へ。9時ごろ入って、翌日も仕事があるし、2時間くらいで出てこようかなと思っていたんですが、たまたま手に取った田村由美の『BASARA』が滅法面白く、気がついたら午前1時。 多分逃避もかなり入ってます。なんか…

久々のマンガ喫茶

ここんとこストレスが溜まってたので、仕事後にマンガ喫茶に直行。あまり時間なかったんで、2時間半しかいなかったんですが、ドリンクもほとんど飲まずに一心不乱に読んだおかげで、頭から湯気が出るくらい満足。 ちなみに今日のラインナップは 『彼岸島』…

宇仁田ゆみ『酒ラボ』

農学部で醸造酒の研究をする学生のほのぼの話。一話一話が短いせいか、キャラの造形を深く掘り下げることもなく、主人公アワモリの片思いもさしたる盛り上がりもないまま終わってしまったので、食い足りないと言えば食い足りないかな。でもこのあっさり感も…

長い長いさんぽ 須藤真澄

一昨日の夕方、食事の支度もせずに食い入るようにマンガに読みふけり、滂沱の涙を流しながら「ゆんたん、ゆんたん」とぶつぶつ呟いていた(しかも時折いきなり笑い出す)私を、相方はやや引き気味に眺めていました。でも仕方ありません。だってゆず――ゆんた…

ふたつのスピカ9巻

ゆっくりとではありますが、アスミ達も成長の兆しが見えてきた様子。でもその一方で、それぞれの目の前の道が、少しずつ枝分かれし始めてきています。今回は主にシュウの話。誰もがマリカの事を「変わった」と言いますが、あの学校に来て、一番変わったのは…

まんきつでオール

昨晩は職場の忘年会でした。そこそこのイタリアンと、赤ワインを何本か(何とバローロを飲んでしまいました。美味しかった!)開けた後、ほろ酔いで最寄り駅に到着したものの自宅の鍵を忘れたことに気がつきました。悪いことにその日は相方もどこかでオール…

安永知澄『やさしいからだ』3巻

「からだ」に関するオムニバス作品集……というふれこみはもはやあまり関係なくなってますが面白いので気になりません。この人のマンガって、ものすごくパーソナルな部分に踏み込んだ話を書くから、うまく理解できない話もあるんですが、そういうところも含め…

『のら』入江紀子

幻の名作が、アスキーコミックスで全3巻として復活。ものごっつ面白いのに、雑誌の休廃刊の憂き目とか、人気が出なかった等の理由で掲載誌を転々とすることになったマンガは数知れない。そしてほとんどの場合、未完のまま消えてゆき、マンガ文庫の形でひょ…

こうの史代『長い道』を読む

『夕凪の街桜の国』があまりにも有名になりすぎて、そればっかり目につくものだから、4コマ時代の作風を忘れかけていたのですが、この作品を読んで「いや、『夕凪〜』はあれはあれでいいけど、やっぱりこの人はこういうのが面白いんだよなあ」と再認識しま…

エロティクスf

沙村広明のあとの志村貴子はほっとする。でももう少し展開を早くしてくれないかな……。 志村貴子といえば「げんしけん」6巻付録の同人誌マンガが面白かった。咲ちゃんはあまり似てなかったけど、荻ちんが激似。 何となくエロティクスfも惰性で買っている気…

時代は今マンガらしいです

いわゆるカルチャー誌3誌が、かなり近接した時期に相次いでコミックス特集を組んだので、それぞれについてちょっとコメントなど。■『SIGHT』23号「究極のマンガ200冊!」「何とか200」という特集は、もともとは後述のSTUDIOVOICEの十八番です…

夢幻紳士【幻想編】

こちらは近頃の流行とは全然関係ないんですが。遅まきながら購入。 「怪奇編」時代は若干下ぶくれ気味だった夢幻魔実也氏がシャープなお顔になって再登場。いや、「死者の宴」の頃から随分と変わってきていたんですが。 それにしても我が心のアンチ・ヒーロ…

レベルE(冨樫義博)の原型ってのは

「要するにパタリロなんだよ!」と今日、相方に言われました。 成程ね。パタリロかあ。目からウロコです。