エリック・ベネイライブ@ブルーノート青山

Hurricane
土曜日は久々のライブでした。ブルーノートも久しぶり。
結論から言いますと、エリック・ベネイ(ERIC・BENET)はアルバムよりもライブの方が1000倍イイ!です。
アルバムを聴いた時には「ボイスコントロールも上手いし、ルックスも良い人」程度の印象で、耳に残る曲ってのも「ハリケーン」くらいって感じだったんで、もしかして大人しめのライブなのかな?とか思ってたんですが、甘い甘い。まず登場からしてすごい。客と握手どころかハグ(HUG)しまくるわ、最前列のテーブルのワインは飲むわ(あの客はきっとグラスを持ち帰ったに違いない)、何かもうパフォーマンス・サービスの嵐でしたよ。
しかもそれが全然嫌みがないのは全身から立ちのぼるフェロモンのせい。私昨晩生まれて初めて本物のフェロモンを目の当たりにしました。
彼がサングラスを外すだけで、女性が(多分男性も)色めき立つのが雰囲気で分かる。皆さんの胸が「きゅん」と鳴る音まで聞こえてきましたよ。かくいう私もですけど。
ステージ衣装がスーツでもうそれだけでかなりツボだったんですが、個人的には上着を脱いで、ネクタイを外してだらりと首からさげた姿が一番キました。今思い出しても丼3杯いけそうだ。だらしなさもフェロモンの前では粋なアクセサリーなのですね。恐るべしフェロモン!
しかしこれだけ虜になっているというのに、不思議と「やりたい」とかそういう邪な気持ちはまったく起こらないのです。15の少女に戻った気分。このときめきは初恋のそれに近い、って書いていて恥ずかしいんですが。
そんなわけで昨日のライブで学んだこと:真のフェロモンは脚の間を濡らすものではなく、瞳を潤ませるものだ。相手を性的な気持ちにさせる程度のフェロモンなんて、二流ですよ、二流。
またこうも言える:真のフェロモンは異性・同性関係なく効果を発揮するものである。
一緒に行ったうちの相方も、「もっと前列にいたら、オレは絶対ハグを求めてた」とぼそりと呟いてました。
何か全然ライブレポートじゃないんですが、すんげー楽しいライブだったことは間違いないです。また来たら絶対行く。