馬の骨『馬の骨』

キリンジ堀込泰行(弟)の一人ユニット。一人なので、やりたい放題やってます。キリンジの時もそうなんだけど、売る気ないだろお前といいたくなる力の抜け具合がグッド。
「燃え殻」のダルダルとした甘いボーカルは名曲「エイリアンズ」のように癖になります。あとは「red light,blue light,yellow light」あたりがキャッチーでおすすめ。


ジェイソン・ムラーズ『MR A-Z』MR.A-Z(初回限定スペシャル・プライス)
牧歌的な景色を背景に歌う彼に向かって、妙にパンクな格好をした村人がひたすら石を投げ続ける(しかも石が当たって流血したり腕がもげたりする様は結構エグい)PVが妙に印象に残っていたジェイソン・ムラーズのアルバム。全然ノーマークなミュージシャンの試し買いだったんですが、声も綺麗だし、曲もキャッチーで結構好み。
『WORDPLAY』の“だってみんな新興宗教ばりの新曲を求めてる/お茶の間受けするやつをね……一発屋とこき下ろされる前に、落ちぶれる前に次の手を考えなくちゃ”なんて思わずニヤリとしてしまう。こういうシニカルさ、好きだなあ。