Garbage『Bleed like me』

Bleed Like Me

前作『BeautifulGarbage』から実に3年ぶりのニューアルバム。アルバム制作の過程はオビ(っていうのか、あのCDケースについてる紙)の紹介文によるとこんな感じ。

シャーリーは声を失い(声帯の嚢胞除去手術は成功)、ブッチは重篤なA型肝炎によるツアー・キャンセル、創作面での意見の不一致、各メンバーの人生環境の変化―――突如訪れた解散の危機!レコーディングを一時中断し、5ヶ月のオフを取った後に、ガービッジというバンドをやり続けていく意思と意義をメンバー全員再認識。考えられうる全ての産みの苦しみを乗り越えて到達した、快心のロック・アルバムの登場である。

だそうです。解散しなかったのが不思議。

それはともかく中身は前作に比べてずいぶんとロック色強め。フー・ファイターズデイヴ・グロールが参加しているためかもしれませんが。個人的には「アンドロジニー」みたいな中性的な妖しい曲が好みだったので、ちょっと今回はそういう意味では物足りないかな。
いや、これはこれで硬派で格好いいんですが。