夏の曲

アーティスト自体にそれほど思い入れがないのに、この一曲だけはなぜか好きでたまらない、というのがたまにあります。
夏とのカラミで言えば真心ブラザーズの『サマーヌード』。YO-KINGの声がいまいち苦手で、真心はほとんど聞かないんですが、この曲だけは何かもう宿命的に大好きです。
クラムボンが『LOVER ALBUM』でカバーしているバージョンがゆるゆるで素敵です。オリジナルが性急な若い夏、という感じなら、こちらは気怠い夏の夕暮れのよう。たるーっとしていて、そういや夏って「何かしなくちゃ」みたいな活動を促される感がありますが、どっちかっつーとこんな風にだらしなくのんびりすごす時間のほうに醍醐味を感じます。ぼーっと夕焼けの空を日が落ちきるまで眺めていたりとか。