『賭博者』ドストエフスキー

佐藤亜紀の「小説のストラテジー」に感化され(またかよ)、思い立ってドストエフスキーなど読んでみる。実は初読のドストエフスキー
面白いんだけど読んでいて感情の過剰さに疲れる。これがロシア人のスタンダードなメンタリティをあらわしているのだとしたら正直お近づきにはなりたくない。
まるで雪玉が坂道を転がり落ちて大きくなるみたいに、みんな仲良く色んなものをかかえこんでカスタロトフにむかって突っ走る様は何かに似ている。
あれだ、ジェットコースタードラマ。吉田栄作とか出てたころの、「もう誰も愛さない」みたいな。それか昼ドラ。