おやすみなさい。

2005年1月16日午後10時40分、ゆずの身体がとうとう動かなくなりました。

須藤真澄おさんぽ王国より)

仕事中だったのですが、ちょっと目の奥がじわりと。
ゆんたん、おやすみなさい。

須藤さんが「ゆず」を書いていたとき、自分はまだ自宅暮らしの学生で(ああ年がばれるなあ……)、しかもちょうど子猫を飼い始めた頃でした。ゆずより1歳年下です。ゆずはオスで、うちのはメスの黒猫でしたが、「あるある、こんなこと!」と思わずつぶやいてしまうエピソード満載で、まるで半分自分がゆずを飼っているような気分で読んでいました。
ネコと行く夜の散歩って、ホントに楽しいんだよなあ。

うちのはとりあえず健在ですが、昔はちょっと嫌なことがあると速攻で人の手の甲に毒針を打ち込んでいた気性の荒さが、今はすっかり丸くなってしまったのを見るにつけ、寂しい気持ちがします。

いつか彼女も私より先に眠ってしまうのだろうか。

「ゆず」は実家のママンに奪われてしまいましたが、今夜は手元にかろうじて残った「ゆずとまま」や「お散歩大王」を読み返しながら眠ろうと思います。

どうぞ夢の中にゆずと、うちのネコが出てきてくれますように。
そして願わくば、うちのネコがゆずを苛めませんように。