銀河ヒッチハイク・ガイド

原作があまりに面白かったために即行でDVDをレンタル。始まって2分で地球が破壊される愉快な映画です。
かなり原作に忠実に作ってあるため、思わずにやりとしてしまう場面が多々ありました。(ゼイフォードとフォードが「仕事に!」で乾杯する場面とか大笑いしてしまった)。
逆に言えば原作を知らない人はただでさえシュールなノリに加えて展開の速さのために、置いてけぼりを食らう感は強いかもしれませんが(特に不可能性ドライブのシーンなんて何が起きたかさっぱりかも)、英国人のシニカルでブラックなジョークが好きな人だったら多分面白いんじゃないかと思います。
逆に「インディペンデンス・デイ」とか「宇宙戦争」みたいなSF映画がお好きな方にはお勧めしません。
ゼイフォードのキャラはイメージぴったり。鬱病ロボットのマーヴィンの毒気がやや抜かれているのが寂しかったかな……。あと“黄金の心”号のコンピュータが目立たないのも寂しい。
ついでに原作も紹介。現在続編の「宇宙の果てのレストラン」読書中。銀河ヒッチハイク・ガイド (河出文庫)
宇宙の果てのレストラン (河出文庫)